●内容紹介
テクノロジーは犯罪の現場で最も速く実用化される。
著者はロサンジェルスの警察官であったが、ふとしたことからサイバー犯罪の専門家となり、その後、この分野のコンサルタントとなった人物。
かつてサイバー犯罪が「愉快犯」であった時代もあるが、現在は金銭や情報を奪うことを目的とした本格的な犯罪となっており、夥しい数のウィルスが日々生み出され、対応策は追い付いていない。
産業スパイによって重要な知的財産が盗まれ、それによって一般企業の経営や株価に大きな影響が出る、ということも起こっている。
サイバー犯罪は犯罪者側から見た場合、法律や警察が国境を越えられないのに対して、その活動には国境がなく、匿名性も高く、訴追される恐れも低い為、リスクに対して得るものが大きい。
こうしたサイバー犯罪の脅威を挙げ、見えない世界で何が起こっているのか、今後ますます技術が進化するに従い、犯罪者の攻撃も更に進化する中で、我々はそれにどう対応するのかを解説している。
サイバー犯罪に留まらず、フェイスブックやグーグルなど広告を業としているIT企業の狙いは何か、それが社会や利用者に及ぼす影響はまだ十分に知られていないのではないか、という警告も発している。
またIoTの進展により、PCやサーバを主体として来たハッキングの対象が全ての「モノ」に広がり、それらが遠隔操作される恐れがあるとすれば、一体どのようなことが起こり得るのか、驚愕の実態にも触れることが出来る。
なかや良子(りょうこ)の輝け大東市!
人想い、街想い、母子家庭に生まれたからこそ弱者の気持ちがわかります。 恵まれないお年寄りや、ご家庭の視点に立ちより良い、いたわりの街づくり大東市へ。
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